プーシキン展いった
いきました
ロシアにあるプーシキン美術館の一部をもってきた的なかんじらしいですね
ちなみに、かの有名なモネの"草上の昼食"は日本初公開です
めっちゃきれい
ネットの画像だとちょっと潰れてるから実際みにいくともっときれいですよ
私、昔からずっと印象派のとりわけ風景画が好きだったんですが、風景画って実はできたの(描かれるようになったの)18世紀後半かららしいです
それまではずっと絵っていうのは神話だったり戦争だったり、いずれにしろなにかメインとなるものがあって、その背景として「風景」があったそうなんですが、18世紀後半になって絵の中の風景の素晴らしさに気づいて風景メインで描くことが増えてきたそうです。
で、そこからバルビゾン村に画家が集い始めてバルビゾン派ができたんでしょうね
まあそんなかんじで、背景にも目がいきはじめるくらいの余裕がでてきたのがその時期ってことで
何はともあれ、プーシキン展よかった
まああとこれはある程度予想はしていたことなんですが、やっぱり風景を描くにあたって自然ってか緑は避けられないので、バルビゾン派の絵のうち、いくつかは何年か前に見た「樹を巡る物語展」と同じものがありました
まあ樹はいくらみても綺麗なんでいいんですけど
取り急ぎ感想としては、
モネ、ルノワールはすごいってこと。
やっぱり有名になる所以っていうのはある
というのも僕がプーシキン展全体を通して感じたことが、形のないものを描くのはたいへんってことなんですね陳腐ですみませんが
風景というか山とか樹とか家は最悪見本があるわけだけど、光とか影、大気とか空の青さとかって描きようがないわけじゃないですか
そんな形のないものを描くときにそれぞれの芸術家の個性が顕著にでると思ってて、モネとルノワールは素人目にみても凄かったです
ルノワールです
初夏なのかな、空気の揺らぎがいいよね
この光の表現
やわらかいよね〜〜
かわいいイレーヌみたかったな〜〜
あとこのモネの積みわらの絵とかは、わらの周りに灰色で縁をとって大気の揺れとかを表しててすごいな〜と思った
草上の昼食とかもね
ロープーってやつ
あとは白い睡蓮、これが最高
最高
現地に見にいきたいしいきたくない
行って綺麗な想像が壊れるのがこわいけど、みてみたいパリジャン、、、
白い睡蓮をみると、かのおしゃれ映画、「ミッドナイト・イン・パリ」を思い出しますね
真夜中だけゴッホやダリ、モネなどの芸術家にあえるおしゃれ映画です
普通に面白いのでオススメ
話がそれた
本当にいろんな絵があって、何かを強調して描いている強い絵もあれば、全体をあえてぼやかしている穏やかな絵もあって、絵っていうのは本当に個性がでるなと感じてすごくよかったです。
好きな人と仲良くなりたいならその人の好きな絵を聞けばいいんじゃないかな
ちなみに私はピカソの花束を持つ手が好きです💐
単純に絵も好きだけど、「青の時代」を経たピカソが描いたってのが良さをあげてる
ポストカードたくさん買っちゃいました
というか東京都美術館、いいですね
いろんなグッズがあって面白かった
ただ、客層の9.5割がおじいちゃんおばあちゃんだったので若い人も見にくればいいと思いました
プーシキン展、よかったですよ
いくら言ってもやっぱり実際みないと伝わらないと思うんで気になる人はみにいってください
エッシャー展も近々行こうと思います
おわり
P.S
ちなみに、パンフレットとかにあるルソーの絵
これはルソーがジャングル?南米?を行ったことないけど想像で描いたそうです
なんかかわいくないですか
いいね〜〜